


羊毛フェルトでのセキセイインコの作り方

羊毛フェルトで使うマットは何がいい?


羊毛フェルトは指輪も作れてしまうことをご存知でしょうか。
 作り方は大きく分けて、羊毛でリングを作るものと、金属のリングパーツを使うものの二通りあります。
 作るのも簡単なのでたくさん作って気分で使い分けてみましょう。
 ここでは羊毛のリングの作り方、羊の顔を付けた指輪、金属との接着方法などを紹介します。
ニードルフェルトの目次
・フェルティング用ニードル
 ・フェルティング用マット
 ・羊毛(好きな色)
 ・はさみ
 羊の顔に使用する材料(羊毛の色は、白、黒、ピンク、赤、ソリッドアイ、目打ち、手芸用ボンド、ゴールドベル、縫い針、縫い糸)
羊毛を長く取り、指輪をはめたい自分の指に巻き付けて長さを確認し、指の周りを一周した羊毛の根元を指でつまんで形を保持します。
 つまんだ根元の部分をニードルで刺してつなげ、残りの部分も刺し固めて指輪の形を整えます。
 この時余分な羊毛はカットしてしまいましょう。
 リングの出来上がりが薄いなと感じる時は、外側から羊毛を足して厚くしていきます。
 リングの基本はこれで出来上がりです。
1、指の根元に合う羊の顔の大きさを決めます。
 指にはめるものなので、あまり大きくし過ぎない様にサイズを考えましょう。
2、黒い羊毛を丸めて刺し固め、ドーム状の羊の顔を作ります。
 あとから顔は指輪に貼り付けるので、顔の裏側は平らになるように刺し固めてください。
 顔の表面には目打ちを使って穴を開け、ソリッドアイの根元にボンドを付けて穴に差し込みます。
 出来たら目の周りに白い羊毛を細く刺しつけて、目の存在をくっきりさせましょう。
3、ピンクの羊毛を使って、鼻と口をつけます。
 羊毛を細いこより状にするとつけやすいですよ。
4、白い羊毛をいくつかにちぎって分けて、顔の周りに刺しつけていきます。
 おでこのあたりにも羊毛が被さるようにしましょう。
 羊の首元はあとから蝶ネクタイを付けて装飾するので、しっかり刺し固めておきます。
5、顔の周りの羊毛を刺せたら、黒い羊毛を使って細い耳を作ります。
 小さなパーツは厚紙に挟み込んで、隙間から刺して徐々に固めていきましょう。
 出来た耳は横にピンと張らせても、下に垂らしてもどちらでもいいです。
6、赤い羊毛を使って小さな蝶ネクタイを作ります。
 出来た蝶ネクタイは羊の首元にニードルで刺して留めますが、うまく付かない場合はボンドを使用しましょう。
7、蝶ネクタイのやや下に、ゴールドベルを縫い付けます。
 ボンドが固まり次第顔は完成です。
羊の顔ができたら、指輪に付けましょう。
 羊の顔の裏側に羊毛のリングをあてがい、ニードルで刺して組み合わせます。
 パーツに重量があってうまく安定させられないときは、フェルト用ボンドを使って互いを接着します。
受け皿の付いた金属のリングパーツも売られているので、そちらを使う場合は、羊毛と金属のどちらにも使える接着剤を選んで使用しましょう。
 手っ取り早く付けたい人は、グルーガンを使う方法もあります。
 どちらも取り扱いに注意して接着しましょう。
指輪につける動物の顔は、正面だけ作ればいいので他の作品に比べて簡単に作れます。
 指輪の羊毛の色を変えたり、指輪の側面に装飾を施したり、指輪につけるモチーフを花や昆虫に変えてもいいですね。
 自由度が高く、簡単におしゃれな作品が作りやすいので、ぜひ自分好みの作品作りを進めてください。
指輪と同じで、好きなマスコットを付けてヘアゴムを作ることもできます。ニードルを使う方法、そのほかの方法、それぞれ解説していきます。
髪をくくるヘアゴムもニードルフェルトで飾るとおしゃれなアイテムに早変わり。ここでは、フェルトボールを使ってかわいいヘアゴムを作る方法をご紹介します。フェルトボールには2通りの作り方があります。それぞれ紹介します。
一般的な方法です。他のフェルト作品もニードルは必ず使うため、まずはこの方法を覚えましょう。
フェルトボールを作るために、次のものを用意します。
 ・フェルティング用ニードル
 ・フェルティング用マット
 羊毛フェルト…色は好きな色を選びます。最終的に複数のフェルトボールを作るので、数種類の色を用意します。
1.芯を作る
 まずは、フェルトボールの芯になる部分を作ります。少量のフェルトをとり、チクチク刺しながら丸めていきます。真ん中の部分がしっかりと固まるようにしましょう。芯の部分で外からは見えないので、白のフェルトで良いです。
2.芯の上にさらにフェルトを巻き付ける
 芯ができたら、フェルトを上から巻き付けます。フェルトが芯にくっつくまでチクチク刺します。左右上下いろいろな方向からまんべんなく刺し固めましょう。これを作りたい大きさまで何度も繰り返します。1度に大量のフェルトを巻くのではなく、少量ずつ何度も巻くことで芯とフェルトが強くくっつき、丈夫なフェルトボールになります。最終的に表面になる部分は何度も浅く刺すことで、穴が目立たなくなります。
表面を整えたら完成です。
ニードルを使わず、石鹸水だけでもフェルトボールが作れます。ニードルを使わないので小さなお子様も作ることができ、家族で楽しめます。
フェルトボールを作るために、次の3点を用意します。
 少し熱いぐらいのぬるま湯…フェルトをつけるため、口が広い容器に用意してください。
 石鹸や洗剤
 ニードルフェルト…色は好きな色を選びます。最終的に複数のフェルトボールを作りますので、数種類の色を用意します。
1.石鹸水をつくる
 少し熱いぐらいのぬるま湯に少量の石鹸を溶かすか、台所洗剤を数滴入れます。ぬるま湯の量はある程度自由ですが、家にある500mlの計量カップ1杯分で十分な量です。
2.フェルトをボール状にする
 フェルトを適当な長さ分取り、軽くボール状に丸めます。フェルト全体に石鹸水がしみこむように浸します。手のひらで水分を絞り、コロコロとボール状に固めます。しっかりと固まったら乾くまで置いておきましょう。
いずれかの方法でフェルトボールができたら、ヘアゴムに付けて飾りしょう。
 フェルトボールの上のヘアゴムを置き、フェルトボールと同じ色のフェルトをゴムの上にかぶせチクチク刺し固めます。ゴムが見えなくなるまで刺し固めます。同じように複数のフェルトボールをつけたら完成です。
 あらかじめ結ばれていないヘアゴムを使う場合はフェルトボールに穴をあけ、ヘアゴムを通して結ぶ方法もあります。その場合、結び目はフェルトボールの中になるようにしましょう。穴や結び目が見えないように上から少量のフェルトをかぶせ、チクチク刺して整形します。
指輪の作り方とヘアゴムをフェルトボールで飾る方法をご紹介しました。フェルトボール以外にも、マスコットの顔を作ってヘアゴムを通すということもできます。いろいろ試しておしゃれなヘアゴムアイテムを作りましょう。